大田区の労使トラブル解決社労士三崎亜紀子Blog

大田区久が原から社労士の日々の事、業務の裏側あれこれをお届けします!

「退職届」ちゃんともらってますか?

2017年5月29日

「円満退社だから関係ない」というのは大間違い。退職する社員には「退職届」を出してもらいましょう!

社員からの退職の申し出、会社としては様々な気持ちで受け止めていることと思います。

退職の申し出をされたあとは、

「引き継ぎをちゃんとやらないと」

「替わりの求人を手配しないと」

「退職手続きを間に合わせないと」

などに追われて、「退職届」を受け取ることをつい忘れてしまったことはないでしょうか?

 

「退職したいと直説自分が聞いたから」

「特に揉め事もなく、円満退社だから」

と言った理由で「退職届」を受け取っていないと、後から下記のような困る事態に発展することもあります。

 

1. 「退職したい」と言われた日付を思い違いしていて、間違ったまま給与計算・社会保険・雇用保険の退職手続をしてしまった!

2. 自己都合退職、とばかり思っていたが、実は「上司と喧嘩して「やめろ」と言われたから退職したので解雇だ」と後から

訴えてこられた。

「退職届」は「退職する日」を労使相互に確認する書類であり

「自己都合で退職するのですよ」と言った意思確認の書類です。

 

「退職届」を受け取っていれば、上記のような退職日の間違いもありませんので、手続きのやり直しなど無駄な時間を浪費しないで済みます。

また、「退職の裏に隠されていた理由」を事前に確認することができ、労使トラブルを未然に防ぐことができるのです。

ことに社長にはなかなか退職の本当の理由を言えなかったけれど実はこうだったんだ、という訴えを私たちも意外と多く耳にします。

 

誤解が生じないように「退職届」はどんな場合でもきちんと提出してもらいましょう!

このような、退職する際の御社のルールについては就業規則などできちんと決めておくと、社員にも分かりやすいと思います。

就業規則や退職に関するルールについて、ご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。

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