大田区の労使トラブル解決社労士三崎亜紀子Blog

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健康経営とは?就職活動の学生も注目、健康企業宣言でホワイト企業をアピール

2017年6月2日
有料健康企業

「健康経営」が今、注目を集めています。

従業員が健康でないと、会社は実力を発揮できないですよね。従業員の健康作りは企業のリスク管理の一つです。就活生も注目する企業の健康への取り組み。あなたの会社は健康経営に乗り遅れていませんか?

健康経営とは、従業員の健康管理を「コスト」ではなく「投資」として捉え、積極的に従業員の健康管理・増進に取り組んでいくというもの。従業員の活力向上や生産性アップ、会社のブランドイメージの向上などの効果が期待されています(「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です)。

 

働き方改革とあいまって、国も積極的に推進するこの「健康経営」。

認定企業は、安心して勤められる「ホワイト企業」として就活生からも注目を集めています。

 

では、認定企業として認知されるにはどうすればいいのでしょう?

ここでは具体例を2つお伝えします.

 

協会けんぽ東京支部・健康企業宣言で健康経営をアピール

事業主が「企業全体で健康づくりに取組む」ことを宣言し、その取組みのサポートを協会けんぽ東京支部が行うものです。

Step1「健康経営を行うための職場の健康づくり、環境整備」、Step2「健康経営、本人と家族の健康づくり、安全衛生」のテーマに取り組み、一定成果を上げた場合に「健康優良企業」として認定されます。

 

職場の健康課題を解決していくことで銀の認定、金の認定を取得した事業所へは、健康優良企業ロゴマークが貸与されます。健康優良企業ロゴマークは、健康企業宣言の趣旨に賛同し、その普及・啓発・推進の目的で使用することができ、認定期間中、自社の名刺等にロゴマークを入れ、健康優良企業をアピールすることができます。

 

また、以下の事業融資金利等の優遇も受けられます。

・「健康優良企業サポートローン」(西武信用金庫)

・「みずほ健康アシスト」

・「健康企業応援・ダイバーシティ推進保証制度」(東京信用保証協会)

 

健康企業宣言に応募すると、協会けんぽのホームページで、「健康企業宣言に取組んでいます!」企業一覧への掲載も可能です。

経済産業省主導・健康経営優良法人認定制度

同じく、優良な健康経営を実践している大企業や中小企業を顕彰する制度です。

目的は、健康経営に取り組む優良な企業を「見える化」すること。

従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整えることが目標です。

 

中小企業に対する認定基準は、健康経営銘柄の評価の視点をベースに、全国各地の類似制度を参考に設定。以下の項目などについて、14の評価項目が定められています。

 

(1)経営理念(経営者の自覚)…健康宣言の社内外への発信及び経営者自身の検診受診

(2)組織体制…健康づくり担当者の設置

(3)制度・施策実行…従業員の健康課題の把握と必要な対策の検討(定期検診受診率、ストレスチェックの実施など)、健康経営の実践に向けた土台づくりとワークエンゲイジメント(適切な働き方実現に向けた取組みなど)、従業員の心と身体の健康づくりに向けた具体的対策(メンタルヘルス対策など)

(4)評価・改善(保険者との連携)

(5)法令遵守・リスクマネジメント

 

2017年度の認定法人は、大規模法人部門235、中小規模法人部門95。認定を受けた企業には、金融市場(低金利融資や従業員向け住宅ローンの優遇)や労働市場における優先的マッチング、入札加点等におけるインセンティブが付与されるよう、地域に応じた支援環境を整備していくとされています。

 

この他にも、経済産業省が東京証券取引所と共同で実施する「健康経営銘柄」の制度もあり、健康経営に取り組む会社が増えてきています。

従業員の健康と人材確保のためにも、あなたも健康経営に取り組んでみませんか?

 

ブラック企業と言われないための対策。>>サポート事例をご参照ください。

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