退職勧奨の事例

2015年1月12日
blog20150227

問題社員に対する話し合い解決のご提案

ある企業経営者の方から問題社員の対応について相談をいただきました。
会社は社員10名程度の卸売店。入社3年目の男性社員が最近反抗的な言動をするようになったとの事で対応に苦慮されていらっしゃいました。

労使間の話し合いで問題を解決

経営者様からのお話で

〇日ごろから注意はしていたが改善の見込みが無い。
〇他の社員にも悪影響が出てきたし、社長自身のストレスも限界にきている。
〇この社員のことを考えても、このままこの会社で働き続けることが良いとは思えない。

との内容をお伺いし、退職勧奨をされてはどうだろうかとご提案させていただきました。

退職勧奨とは,会社が労働者に対し,自発的な退職を促すためになす説得するなどの行為のことをいいます。このような退職勧奨は,自由にすることができますが,退職勧奨を受ける側もそれに応ずるか否か自由に決定することができます。

会社側の事情としては社員数が10名程度で、ギリギリの人員で仕事を切り盛りしている状況を考えると、この社員にさらに注意指導を重ねて、時間をかけて改善を見込む余裕があるのだろうか。また、注意指導に全く従わない、と言う点についても苦慮されていました。

そこで、社員・社長・社労士の3名で話す場を設けていただきました。
該当の社員にヒアリングをさせていただくと、反抗的な態度を取っていた理由は本人なりにありました。その内容を確認した上で、この状況を解決する方法として選択肢を提示して、自ら判断していただく形を取りました。こちらからは退職勧奨の理由と退職時の条件提示をしたところ、本人も家族と話し合い、退職することを選びました。

会社(社長)の方針と本人の価値観、ぴったりマッチングさせるのは大変ですが、どこかで折り合い付けながら皆さん働いています。今回はどこかでかみ合わなくなった歯車ですが、正面から話し合うことにより遺恨無く解決に導くことができました。

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