来年の4月から、中小企業においても職場のパワハラ防止のために必要な措置を講ずることが義務となっています。

それでは、具体的にどのような措置を講ずれば良いのでしょうか？

厚労省は次の4つを挙げています。

1.　事業主の方針の明確化、その周知・啓発　
2.　相談(苦情を含む)に応じ、適切に対応するために必要な体制を整備
3.　職場におけるパワハラにかかる事後の迅速かつ適切な対応
4.　上記1～3までの措置と併せて講ずべき措置
　　➀　相談者・行為者のプライバシーを保護し必要な措置を講ずる
　　②　相談したこと、事実確認に協力したことを理由に不利益取り扱いがされないこと

東京労働局では現時点における取組状況を『自主点検票』により点検してもらうようお願いしています。
自主点検の結果、取組が未了の事項については、事業主の方が取組みやすいように『自主点検解説動画』なども作成し公開していますので、ぜひご活用ください。

三崎事務所ではハラスメント対策のサポート(社内研修や規程の整備など)も行っておりますので、自主点検票の内容をご確認いただき、具体的な措置についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください！