労働契約をきちんとして欲しい

緊急事態宣言の期限が正式に9月末まで延長と発表されました。

そうだろうな、と予想していたけれど、実際に公言されると「またか」と思う。

さて、労働条件についての労使のトラブル相談はなかなか減少しない。そもそも労働契約書を結んでいないとか、あるいは労働契約書の内容が事実と相違していたりするから問題になってしまう。

労働基準法第2条に「労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し誠実に各々その義務を履行しなければならない」とある。

双方に義務があると言っているのです。

会社はこれだけ支払うから、こんな風に働いてくれ、と契約書で伝えておかなければいいように解釈されてしまいます。

口頭で伝えていた、は全く通用しないので書面で交わす。自社を守るためには必ず行わなければならないことです。

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