寒さが本格化し、凍結や降雪により労働災害が増加しやすい時期となりました。特に冬季は転倒災害や交通労働災害のリスクが高まります。
従業員の安全を守るため、今一度対策を見直し、予防措置を講じましょう。

屋外での労災対策
転倒災害の防止が最優先
冬季に最も発生しやすいのは転倒災害です。以下の点を重点的に確認しましょう。
- 転倒防止用マット、融雪剤、除雪用具等は用意されているか
- 凍結等で滑りやすい箇所に滑り止めの措置が行われているか
- 日没後の照明の照度が十分にあるか
- 建物の入り口や、水が溜まりやすい床等に吸水マットを敷いているか
転倒リスクの高い場所や行為について労働者へ周知することも重要です。また、滑りにくい靴の着用や、防寒性の高い服装の選択を促すことで、リスクを軽減することができます。

除雪作業時の労災対策
除雪作業を行う際は、一層の安全対策が必要です。従業員に対し、作業手順や注意事項を十分に説明しましょう。
交通労災対策
業務で自動車等の運転が必要な場合は、交通労働災害の対策も欠かせません。
- 冬用タイヤへの交換と定期点検の徹底
- 安全運転に関する教育の再実施
- 悪天候時の運転ルールの明確化
屋内での労災対策
温度や湿度の設定を適切に行うことで、寒さによるパフォーマンスの低下やミスといったリスクを軽減することができます。
適切な温度・湿度管理
暖房機器使用時の注意点
- 燃焼式暖房機器を使用する際は、一酸化炭素中毒防止のため換気措置を徹底
- 暖房機器の周辺に可燃物等を置かないよう整理整頓
- 従業員への周知や注意喚起の実施
メンタルヘルス対策も忘れずに
冬は日照時間が短くなるため、メンタル不調になりやすい季節でもあります。日の光を浴びる機会を意図的に設ける等、日常の行動にちょっとした対策を取り入れることも効果的です。
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冬季の労災対策から就業規則の見直し、安全衛生管理体制の構築のご相談も受け付けております。
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記事監修
三崎経営労務事務所
特定社会保険労務士 三崎 亜紀子
東京都大田区に事務所を構えて25年。
地元企業の就業規則作成、労務相談を行なっています。
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