就業規則に込める、私の思い

ここ半年ほど、就業規則の作成依頼が止まっていましたが、10月後半からまたご依頼を多くいただくようになってきました。

弊所はお陰さまで、就業規則の作成依頼を受けることが多く、常に3.4社の就業規則の作成をしている状況が続いていましたが、企業活動が滞ってしまったコロナ禍では、やはり依頼が止まっていました。

10月後半以降、企業活動も活発になり、コロナ禍での働き方の変容もあり、改めて社員の働き方の見直しが必要となったり、社員ともども新たな気持ちで業務をスパートしよう!という意気込みの会社様も多くなったのだな・・・とつくづく思います。

コロナ禍の2年弱の期間、大きな労基法の変化はありませんでしたが、次のような取り組みをされた、または次のような課題について考えてみた会社は多かったのではないでしょうか。

  • 社内業務の全体的な見直し・・・やらなくていい仕事もあるのでは?逆にこれを新たにやってみよう!
  • 「テレワーク」という働き方の導入・・・やってみたら良かった?悪かった?
  • 社内コミュニケーションの取り方の変化・・・希薄になった?何を工夫した?
  • 副業・兼業を認める?認めない?
  • 高齢者雇用、自社ではどうする?

コロナでなかなか動けない中でも、日本人は勤勉で、不自由な中でも試行錯誤し「より良くありたい」という姿勢が伺えて、日本人ってホントにすごいな・・・とお客様を通して、とても誇らしい気持ちになります。

そんな心意気の会社には、たとえ小さなトラブル案件があったとしても、めげずに前だけを向いて突き進んでもらいたいとつくづく思います。トラブルはその後の血肉に必ずなります。会社の強みが一つ増えるのです。起こったトラブルを気にして、自分の心意気を、どうか落としてしまわないで・・・と強く思います。

何があっても前向きな会社を、私もまた「全力で応援する」という心意気で向き合います。

社労士として21年経過しますが、今でも目の前の会社の「より良いほうに変えてゆきたい」という強い思いに私自身が突き動かされていると感じます。

お客様の就業規則を作る過程で、いつもこんな風に感じる自分は幸せなんだろうと思います。

庭のブルーベリーの苗木が一人前に紅葉しました。

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